akaritaguchi

25歳。インスタグラムは体裁でツイッターは軽率です。語尾がバラバラですみません

後悔の上に

物理的に大きいものって単純にかっこいいと思う。ビーズで何かを作るとかトミカやらレゴやらシルバニアやら手先が不器用で上手く出来ず、空を見、想いを馳せるような子どもだった。映画でしか見たことがないけど恐竜とかハワイ沖で跳ねた鯨とか天まで届きそうな杉が連なる並木とか。生き物でなくても都会に聳えるビル群、揚力抗力推力重力全てを味方に付けたような飛行機。全てに興奮を覚えた。でもやはり一番は宇宙だろうか。特に月に心惹かれるのは日本人だけではないと思う。でもそれは地球を見たことが無いからなのかな。いつかまんまるに輝く地球を見てみたい月に降り立ってみたい火星探査をしてみたい。私はそれを叶える為の努力をしてこなかった訳だけど、現在JAXAでは宇宙飛行士選抜試験をしているみたいだから 思い立ったが吉日 遅くなかったかもしれない。夢想は置いておいて今最も興奮する対象はISSでありクルードラゴンでありレジリエンスであり、若田さんだ。これを書いている約10.5時間後にISSとドッキングする。レジリエンスの名前の由来にも心躍らされるし、クルードラゴンが民間企業で作られた再使用可能機体であることにそして来年星出さんが先日試験飛行をした同種機体に搭乗予定であることにも驚いた。打ち上げの瞬間はいつ見ても感動するし、宇宙との交信や日本上空をISSが通過する時は出来るだけ見逃したくない。私の中に、動画に残すよりも肉眼で見たいものがまだあって良かったとホッとする。宇宙開発にかけられる金も時間も期待も無いのかもしれないが絶対に続けて欲しい。むしろ拡大して欲しい。科学の進歩にも役立つのだろうが、これはもう既に人間のロマンとして確立し、なくてはならないものになったのである。ああ、冷戦のおかげなのか。最近は様々な戦後補償について初めて勉強している。