akaritaguchi

25歳。インスタグラムは体裁でツイッターは軽率です。語尾がバラバラですみません

yonawoの新アルバム『遥かいま』がリリースしたよ〜!

5月のリリース発表時からカウントダウンをして毎日毎日ドキドキ胸を膨らませて心待ちにしていた作品。yonawoをすきになったのはいつだったっけ。冬が似合うバンドだと思っていたけど夏の彼らにもぐんぐん吸い込まれるように惹かれていく。頻繁に行われるインスタライブも野元くんが運転する車内もSAで買う煩い猿も突然歌い出す蒲公英も不意に出る博多弁も 洒落っ気があってなお等身大の彼らが愛おしい。

主役がコーラスかと錯覚させるほど美しいのだけど低音が夜の海みたいに心地良い「闇燦々」、「愛し私」はリズムが動き回るけど言葉ひとつひとつが丁寧で優しくこれまでのyonawoらしさを彷彿とさせるメロウな雰囲気ながら外にベクトルが向けられたのを感じ取る。そして今回 メンバー人気が高そうな(というか慧くん激推し)「sofu」、セッションっぽさが強く英詩と合いまって軽く弾む「The Buzz Cafe」、繰り返す言葉のリズムとジャズ&ロックの混在が正しくyonawoらしい「ごきげんよう さようなら」、「beautiful Day to Die」もUKロックの雰囲気を持っていてイントロがないことも大きく作用している 気がする。1分35秒と短くキラキラした音に耳を取られがちだけどフレーズが新しいことに驚かされる「夢幻」、「夢幻」からの流れがしっくりしすぎていてイントロを繰り返し聞く「恋文」は時間の流れと人間の関わり合いを痛いほど思い出させる。メッセージ性が強いけどあらちゃんイズムであったかい「浪漫」、雄哉くんがミックスした「はっぴいめりいくりすます-at the haruyoshi/Take5」、先行配信時から100回以上は聞いた「哀してる」、「美しい人」は限られた語数で自分と自分の対話を描きyonawoだから出来るやり過ぎてない前向きな音楽ーーー言い出したらキリがない。この曲がいちばんのお気に入り!て言わせてくれないくらい本作も全ての楽曲がかっこよくて堪らなく身体を痺れさせ隙間なく染み渡る。もっと ずっと 繰り返し深く聞き込む。12/2が楽しみで夜しか眠れない。